リトミック
ピアノに合わせて自由に手を打つことから始めます。ピアノの音の変化に合わせ「走る・座る・横になる」を体で体現します。 リズムに合わせて走ったり、手足でリズムをとったり、 先生の指示に従い動物の真似等ゲーム性を持たせた反応をすることで集中力を高めます。
 
聴音
アイマスクを装着してCDからの聞こえる単音を子ども達は次々と答えていきます。「ドは膝に手を」「レは腰に手を」「ミはお腹に手を」という具合に音にあわせて身体反応します。
 
聴唱と聴奏
聴音の次は聴唱です。聴唱は先生が弾くピアノで2小節程の短いフレーズをリズミカルに身体反応しながら発声します。 子ども達は無意識のうちに階名唱が出来る状態で、考えるのではなく感じて反応し、定着が強まっていきます。聴奏は聴音聴唱
で体験した同じフレーズを鍵盤楽器を使用して反応します。
 
テーマ課題(鍵盤奏)
繰り返しを楽しむことで自然に音感の定着が
なされます。CDを聞きながら先生の真似をしたり、目を閉じてテーマ課題に取り組むことでミュージックステップの苦手な子も、いつの間にかミュージックステップで頭の中が一杯になり、自然に課題の吸収が図られます。「テーマ課題と楽しい鍵盤奏」CDは重要なポイントを様々な方法で繰り返し体験するので、楽しみながら音感の定着がなされます。
 
頭声発声による斉唱、合唱体験
三歳からでも「ド」と「ソ」の聴音や聴唱の効果で、音高正しく歌うことが出来るようになります。その上で、自然の発声では出ない高い声域も、「裏声」のような頭声を少しずつ体験することで、一人一人が違う声域の子供でも、揃って歌が歌えるようになります。歌声が一つになった斉唱体験は子供自身が感動します。
更に、聴音や聴唱の成果・音感の定着と比例して、五歳にもなると、ハーモニーを付けて歌うことも楽しみで、幼少児でも合唱団のような合唱体験が出来るようになります。  
実践園の中には、園児だけで編成し、合唱コンクールに出場し、入賞を果たすようなレベルまで進む園もあります。
 
短期間でマスターする
「器楽合奏」体験

MS活動では「聴音」「聴唱」と一緒に、同じフレーズを聴いて鍵盤ハーモニカで演奏して反応する聴奏活動があります。その効果で、ひと月前後の短期間での「器楽合奏体験」が可能です。