小さな赤ちゃんでも軽やかなリズムの音楽が流れると、目がキラキラして嬉しそうな反応を示します。また、穏やかな旋律を耳にすると、やはりそれに合った反応が自然に見られます。赤ちゃんが母国語を自然に獲得することも本当は驚きですが、これらのことからも、胎児期から幼少期にかけては、五感の内でも聴覚が最盛期にある幼子にとって、聴力が自然に働くような音楽的環境がとても重要であることが解ります。   

ミュージックステップ・MSは創始者の譜久里勝秀先生が幼児音楽教育法としてテキストにしてまとめられ、昭和57年から全国の幼保園での普及活動が始まりました。テキスト化以前は、10年前よりご自身の音楽教室での実践、試行錯誤の末にMSの原型が創られたと聞きました。つまり、MS歴史は今では40年以上になるということです。

私とMSとの出会いは創始者の譜久里勝秀先生との出会いでもあります。私が運営する東京いずみ幼稚園の前身、いずみ幼稚園の創立6年目の昭和56年秋に東京都府中市の府中新町幼稚園の故人・小池幸孝園長の招きでお会いしました。その折りに10年以上に及ぶ試行錯誤の上にまとめられた音感教育法を示されました。音楽学校で使用するようなテキストの体裁で、当初は戸惑いましたが、先生は音楽家でもある小池先生や素人の小生の意見までも取り入れ、テキストの体裁にしてまとめられました。

いずみ幼稚園での実践も当初から行いました。一年目からMS指導の公開保育開催を引き受けさせていただくことで、先生や小池先生のご指導まで頂きながら教職員一丸で取り組んだ日々が懐かしく思われます。その後、MS出版のエンゼルボイスより、版権委譲の要請から、平成2年に私が幼児音楽出版有限会社を設立してMS出版の責任者となりました。

現在まで、MSの普及活動は決して順調万全には至りませんが、平成24年一月にはMS普及30周年を記念し、東京上野の東京文化会館大ホールで、幼児としては初めてのホール使用で、我孫子市の布佐台幼稚園、柏市の手賀の丘幼稚園、東京いずみ幼稚園との三園合同での記念演奏会を開催致しました。

また、頭声発声での斉唱、合唱体験の成果も表れ、各地での歌唱コンクール等にも参加するほどに発展がみられます。更に、その成果の一環でしょう、平成16年に東京いずみ幼稚園は毎日新聞社後援、財団法人音楽教育振興財の『音楽教育賞』を幼児教育界では初めて受賞致しました。幼児の歌声でも大人の感性を揺さぶる表現できることが実証された思いで、今後の音感教育の道筋の一つが明確になった思いであります。

現在、幼児教育は様々な点からスポットが当たり注目されておりますが、幼児教育一筋38年にわたる私の実感からすると、五感の中で幼児期が一番盛んの「聴覚」を利用する音感教育が「どの子も、無理なく、子供の潜在能力を伸長させることが出来る、幼児期の最適な教育法」と断言できます。今後は、この真理を一人でも多くの人にお伝えして、限りない幼児の可能性の伸長に取り組んでいく所存であります。 未来を担う人間の基礎を育む幼児教育は実に重要であり、それゆえ遣り甲斐のある仕事であります。是非、私共と一緒になってこの仕事に挑戦して下さい。皆様のお力をお願い申し上げます。

 
 
会 社 名 有限会社 幼児音楽出版

住  所 〒121-0053 東京都足立区佐野1-20-10

連 絡 先 TEL:03(5697)6070 FAX:03(3605)6459

設  立 平成2年4月

資 本 金

3,000,000


代 表 者 小泉 敏男

社 員 数 10名

 
 

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